2012年9月18日火曜日

アニメ:ヨスガノソラを見て思ったこと

テレビ放映が面白かったので、ヨスガノソラのDVD(3巻と4巻)を借りてきてみた。
散文(チラ裏レベル)。
最後のほうには最終話考察についてリンクがまとめてあります。

やっぱり面白い。
世間では一般向けなのにエロいシーンが多いってことで話題になってるけど、本題はそこじゃないと思う。
テーマは「共依存」だと思う。
それを演出するためにそういったシーンが多かったんだと思う。
あのぐちゃぐちゃな感じが動物的だもんね。
ハルカは自分たちの行為が禁忌であることをわかっていたから、すごく悩んで苦しんでた。
その一方で、ソラはまったく気にしてなかったけど。

理解はしていたみたいだけど、まったく気にしてない感じだったね。
その二人に対して、委員長はすごく否定的だった。委員長とは反対の意見の俺は、最後の委員長の言葉が気になった。

「気持ちだけでしちゃっていいのなら、私だってやりたいことたくさんあります。」
2人を信じたいと言った奈緒に対して、泣きながら答えた言葉。
この言葉が印象的だった。
普段俺らは、決められた規則の中で過ごしている。
法律とか、マナーとか。
中には、なぜ作られたのかもわからないようなものもある。
その規則を人よりも重視して生きてきた委員長にとって2人は、カンニングでもして満点をとったようなものだったのだろう。
この例えはふさわしくないかもしれない。
ただ、この正常な認識をもった委員長のおかげで、2人の異常性が際立っている。

ハルカが悩み苦しむ中、自分の欲求に素直なソラ。そして欲望に溺れる2人。
そんな2人の物語の異常性が、俺はかなり好きだ。
物事や自分を「こうであるべきだ」、「しちゃいけない」などと抑制しがちな人にオススメしたい。

P.S.愛情って難しい。

最終話考察についてリンク

2ちゃんねるを始めとする一部では、最終話について考察がなされているみたい。リンク貼っておきます。

サイとはいかが? 【作品考察 09】ヨスガノソラにおけるセクロスと死亡説の理由
ヨスガノソラ最終話について考察がまとめてあります。

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